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ユニトラ、既存船に中国製スクラバー受注

 中国の新興メーカーであるコンティオーシャン・インバロメント・テック(コンティオーシャン、本社=中国・上海)は、来夏に改造工事を計画する三光汽船のパナマックス型バルカー向けに、SOxスクラバーを納入する。コンティオーシャン製スクラバーの採用は日本初。国内販売代理店を務めるユニトラ海運が明らかにした。
 コンティオーシャンは上海に本社と製造工場を持つ舶用メーカー。中国や香港、シンガポールで、SOxスクラバーの販売実績がある。納期厳守にこだわり、契約締結から出荷まで8カ月の短納期を守り続けている。
 同社製スクラバーは複数の船級承認を取得している。また、DNVGLにおいて、シミュレーターと実機を連動させソフトウェア全体を検証するHIL(Hardware-In-the Loop-Testing)を用いた陸上試験を実施しており、今年内に試験を完了する予定だ。

上海の工場で製造されたスクラバータワー

上海の工場で製造されたスクラバータワー

海事プレスニュース 2018/11/27より

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