船舶管理業

 船舶管理業務とは、船主であるお客様を代行し、国際条約、各旗国及び寄港国の法律を順守し、船主の資産である船の堪航性と安全かつ経済的な運航を継続することであります。
1. No Off Hire
2. No Crew Trouble(乗組員の配乗及び船上の人間関係において問題が発生しないこと)
3. Wise Budget, Economical Operation(経済的運航)

 当社では、上記三点を基本理念として、船舶管理に取り組んでおります。

1. No Off Hire
 当社船舶管理部要員は、全員が、船長もしくは機関長としての海上勤務経験者です。各員、海上勤務で培った経験と技能により、No Off Hire は当然のこととして、船舶管理を行っております。また、全員が海上勤務経験者である技術集団として、船舶管理業務のみならず、新造船建造監督や売買船の為の検船業務等、種々の船主業務の代行及び補助が提供できます。

2. No Crew Trouble(乗組員の配乗、船上の人間関係において問題が発生しないこと)
 当社管理船では、乗組員の配乗及び交代は、船舶管理部承認の下に行われます。Manila に船員派遣会社を擁し、弊社駐在員が常勤しております。Manila では、配乗計画に同期した船員の教育訓練体制を構築しています。更に、提携船員派遣会社の船員を新卒から育成する体制も整えております。

3. Wise Budget, Economical Operation(経済的運航)
 どの業種においても経済性の考慮は必須であり、弊社においても経済的船舶管理を推進致します。これは、通常運航のみならず、条約が発効したバラスト水処理装置、NOX 規制等にも、積極的に対応します。
 特に、バラスト水処理装置の既存船への増設については、装置メーカーと協力し、船級審査及び船級検査の対応、増設工事監督等、増設搭載に関する全業務の経験を有します。提携の、BSKY 社製バラスト水処理装置の場合は、搭載に関する業務だけをお手伝いすることも可能です。

 私たちは、上記三点の理念に基づいて、全てのお客様に御満足していただける船舶管理を提供いたします。常に未来を志向して、現状の船舶管理が如何にあるべきかを考察しております。